「週刊金曜日」という一般的には”固い”と思われている週刊誌がある。
ノーテンキな政治屋や市民がいる中で、今の社会や政治を偏らずに、きちんと見ようとする数少ない週刊誌である。
この先週号に、長野県の田中知事の現状が記載されており、今まで支援されてきた方々から最後通告を突き付けられているとのこと。
「脱ダム宣言」にしても具体的な構想も施策もなく、彼の案を推し進めると、同じような相応の額の土木事業が想定されるらしい。 当初は、県政に新しい風を吹き込むと、多くの県民や市民に期待されたが、結局は自己満足で終わっているのかもしれない。 今後の彼の行動を見守りたいが、疑惑をつまびらかにしない高知県の前知事の選挙応援に出かけるのも、何か合点がいかない。
それにしても、多くの都府県や政令都市で学者、芸人、有名人などが知事や市長になってきたが、どんな功績があったのだろうか。 美濃部、青島、石原、横山などなど。 昨今、女性の知事も増えてきたが、官僚の言いなりで、所謂”お人形さん”になっている知事もいると聞く。
奇をてらうのではなく、また自分の主張をごり押しするのではなく、住民の安全とか、幸福を第一に行政にあたってほしいとつくづく思う。 独りよがりの考えを押し通す”お喋り”は不要! 真摯に実行する知事がほしいのだが、中村敦夫さんのような人材が政治の場に出れないような人づくりが、戦後の教育の中で行われてきたためなのであろう。 ドイツなどのヨーロッパの国々が羨ましい。
(旧徒然日記から転記)
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