11月に入って雪が舞う時期までの短い間に冬を迎える支度をしなければと、畑からの最後の収穫をし、野沢菜や大根などの漬物作りをしたり、はたまた飯綱町のりんご「ふじ」の出荷にあわせ農家から購入し、これらを季節の便りとしてお世話になっている方々に配送したりして、中旬に来てやっと落ち着いてきました。
飯綱町の「横手直売所」では今週末に「りんご祭り」が行われ、「さんちゃん」でも30日までの一週間「ふじまつり」を開催するとアナウンスされています。
当方ではすでにコンテナ10箱を農家から直接購入し、量販店で購入したりんご箱に大きさなどを合わせるなどし詰め宅配に出して来ました。 その数、20箱以上で、宅配料もバカになりません。
ダンボール箱は量販店で購入しているのですが、微妙にサイズが異なることがあり、同じ数量のリンゴを入れているのに、送料に違いがあることがあります。 宅配業者のタテ・ヨコ・タカサ別の料金表と照らし合わせて買わないと余分な出費になることがあります。
そして、りんごそのものの選び方ですが、まず日を浴びて真っ赤になり、お尻が開いているもの。 そして中玉位の大きさがいいでしょう。
よく「蜜入り」にこだわる方がおりますが、「蜜」というのはリンゴの腐敗を示すバロメーターのようなもので、「蜜」がいっぱい入っているということは、まもなく「りんご」としての生命が終わるというのを示しているそうです。
中玉でほどほどの蜜という視点でリンゴを選ぶのが良さそうです。 今年は数年ぶりに美味しいりんごに出会いました。
風が吹き出すと枯れた葉が枝木から離れて飛び交うのもこの時期です。 時に舞うようにして飛び、ベランダや庭の片隅に落ち葉が吹き寄せられていますし、カラカラと軽い音をたてて、枯葉が道路を転がっています。
この落ち葉を集めて腐葉土作りをすれば、翌年に良い野菜が育つそうで、You Tubeなどにも腐葉土作りのノウハウを解く映像がアップされています。
ただ、腐葉土を作るスペースが必要ですし、一冬寝かせればOKというわけにも行きません。 でも、少しでも効果があればと、この所、30センチほどの深さの溝を掘り上げて、そこに別荘地などで集めた落ち葉とぬか(ボカシ)を入れて土をかぶせるという作業をしています。 来春までの5ヶ月程度では完熟な腐葉土にはなりませんが、それでも微生物の繁殖には効果があろうと期待しています。
さて、ここ数日小春日和というか初夏を思わせる暖かい日が続いていましたので、冷たい風が吹くまでの間、近くへ散歩に出ることがあります。 先日は、今まで登ったことのない薬師岳に行くことにしました。
「岳」と言っても、我が家の標高は650mほど、薬師岳は810mですから、標高差は160m前後、里山といった感じですね。
「針ノ木」から「富濃」に降りて、飯山道を進むと、人家の間に「姫の泣き石」の表示があり、その先の右側にワイナリーの「サンクゼール」を示す看板があります。
そこを右に曲がって畑の間の道を東に向かって歩きます。
薬師岳に近づいてから、来た道を振り返ると、林の向こうに黒姫と妙高がそびえています。 手前の集落は「富濃」。
やがて舗装路は上り坂になり、その辺りに登山口があるのかなと?になり、スマホの地図を見ると、船岳集落近くに諏訪神社の表示(実際には諏訪の原地区の神社のようです)があり、尋ねる人もいないので、薬師岳を右手に回る形で上信越道を潜って船岳集落に入りました。
紅葉の間に石山と思わせる岩肌が見られました。 別の地図を見ると、石切場の表示がありますので、昔は石を取り出していたのかも知れません。
集落の間に山道のようなそれらしい道がありましたが、入山する場所には車を2台ほど止められる場所があると聞いていたので、そんな場所はないなと思い断念。
午後からの予定があったので、今回の登山(入山)を諦めて次回に来ることにしましたが、あとで国土地理院の地図を見たら、当初、三水に向かう上り坂を右に曲がらず、そのまま直進していけば、右手に入山口があることがわかりました。
山頂にはお社があるそうですが、冬の前に地域の民がご本尊を集落内の社に降ろしているそうです。 また、時間を作って見聞を広めようと思います。
帰りに通りかかった、以前の古間小学校の校舎。 木造で昔の雰囲気を醸し出すいい建物なのですが、現在は老朽化が激しく使用が禁止され、保存か撤去か役場内で検討委員会が組織されるなどしているようですが、まだ具体的な方針は決まっていないようです。
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