ウグイスやヒグラシの鳴き声が去って、いよいよ夏の終盤であるミンミンゼミがよく聞こえて来ています。 お盆が過ぎて、地元小中学校では二学期が始まっているようです。
7月最後の土曜日には例年野尻湖花火が開催されていましたが、今夏は上げる予定の花火の数を半分にして、7月と8月に実施していました。 しかも8月21日はあまり広報されていなかったようで、静かな打ち上げであったそうで、我が家にはその音も届いていませんでした。
そして、盆踊り大会はコロナ禍を防ぐため今年も中止となり、寂しい夏休みとなりました。
そんな中、11日に東京の孫達が避暑にやってきましたが、雨降りに祟られ、到着したばかり雨が降っていないうちにと、庭で急いでバーベキュー。 翌日も雨が来ないうちにと童話館を見学、童話の森散歩を済ませ、それ以外はほとんど雨の毎日でした。
それでも課外活動学習のようなものがあるそうで、息子はセミや蝶、バッタなどを捕まえては、観察日誌を書かせ、また野生の花を採取して押し花にするなどしていました。
そして14,15日は台風の影響で新幹線をのぞく長野県内のJR線、しなの鉄道線などの鉄道や高速道路なども一部で止まり、ちょうど15日に帰京予定となっていましたので、車で長野駅まで送りました。
長野駅までの順路はどうにか頭に入っているのですが、久しぶりに走ると、道路が改良されていたり、指示方向を間違えて駅構内に入れなかったりと、迷うこともたびたびでした。
台風一過というわけではありませんが、孫達が帰京して静かになった折、長野市に出かけ久しぶりに映画を見ました。 それも何十年ぶりかの2本立鑑賞でした。
ひとつは「
世界で一番しあわせな食堂」。 上海で中華料理店を営んでいたお父さんが奥さんを亡くして自暴自棄になっていた時、援助してくれたフィンランド人の故郷に恩返しをしたいとやって来る。 その人はすでに亡くなっていたのであるが、立ち寄った食堂で中華料理人としての腕をふるうことになり、健康な食事を提供することで地元民の間に受け入れられ、食堂の女主人と再婚するのでした。
非常に暖まる映像でしたが、フィンランドの風景については特段の描写がなかったように思います。
もうひとつは韓国映画の「ソボク」。 クローン人間とそれを利用しようとする輩、悪巧みを阻止しようとする元情報局員との戦いのようなサスペンスでした。
韓国の人気俳優である「コン・ユ」と「パク・ボゴム」が出演していることもあって、私達が入った回の映画館の観客はほとんど若い女性ばかりでした。
ストーリーはありえない気もしますが、観客を引きつける映画作りは欧米のものと遜色がないと感じました。
残念ながら、こんな映画は日本では作れないでしょう。
さて、今年の夏野菜ですが、お盆が過ぎたら、まずキュウリが販売所から消えてなくなり、モロコシもなくなって個人販売所は早々に閉店か、あっても二番手や三番手。
お盆前後の冷たい雨降りが野菜に秋が来たと教えたそうで、ピタッと成長が途絶えたとのことです。
我が菜園でも、キュウリやモロッコが終わりましたが、今年は何故か万願寺、ピーマン、パプリカなどが元気です。
はじめて植えたトマトですが、養生が悪いのでしょう、表面が黒くなるものもありますが、ミニトマトをふくめジュースにして飲用しています。
苗をいただいて植えてみましたが、こちらはサツマイモです。 カボチャのようにツルを伸ばして、要所要所で根を張り水分を取っているようです。 霜がおりる時期になると取れるそうですが、寒冷地のサツマイモってどんな味になるのでしょう?
ジャガイモが成った畝を作り直し、大根の種をまきました。
大根の種は缶入りの窒素ガス封入したもので、一番良い状態の種だそうで、農家の方から分けてもらいました。 蒔いてから数日で発芽し、見た限りでは取りこぼしがないようです。
店屋さんに置いてある紙袋に入った種ではこのようにはいかないでしょう。 11月が待ち遠しい野菜の一つです。
今頃になって、赤紫蘇、青じそ、エゴマが伸びてきました。梅漬をする時期を過ぎましたので、赤紫蘇は紫蘇ジュースを作ることくらいしか使われないようです。
田んぼの中の農道を走ってみたら、水田の穂がかなり色づいていました。 そしてそば畑には小さな白い花をつけています。 来月になればそば畑は真っ白になることでしょう。