朝8時半に「どんど焼き」の会場となる畑へスコップを持って下りていった。
昨秋に作くられた爺婆に両目の入った大小のダルマさんや注連飾り、書初めなどを持ち寄って飾り付けを行うのである。 と云っても我々が出来るのは雪堀りと雪踏みのみであるが、カンジキがないのでずぼずぼと長靴の大きな穴を開けてしまっていた。
そして粉雪が舞う夜7時半に点火され、炎が天高く伸びていった。 書初めは竹棒で吊って火にかざし燃えながら高く舞い上がると腕が上がるというのだが、そこまでする子供は今はいない。 逆に火のついてない書初めが風にあおられて飛んでいた。 概ね焼け落ちた熾きに餅をくべ、この餅を食べると風邪を引かないという。 どんどのことを地方によっては左義長とか、三九郎とも云う。
(旧徒然日記から転記)
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