山桑に住いを持たれた事情、野尻小や駒爪分校に通う子供達との交流、住居に入り込んだ小さな動物のことなどを話され、そういった体験の積み重ねを素材にして童話を完成させてこられたとのこと。 齢76才ということだが小柄な中にも、心にご自分の生き様を強く持っておられるようで感心した。 はっきりと仰らなかったが、黒姫の自然に対する愛着は相当のものと思われた。 黒姫にまた一人貴重な財産があるなという印象であった。
岡野さんへは、町から時々講演をお願いしているようだが、それだけでは勿体ない。 今、一茶記念館で開かれている岡野さんの企画展は7月初旬で終わってしまう。 貴重な財産を末永く残し、いつでも皆が黒姫の自然から生まれた童話など岡野さんの著作集が常設された状態で見られたら大変な事業になるなと思った。
講演を終えて、岡野さんの企画展を見れば、また違った感想があるなとは思ったが、既に先月見させていただいているし著作も読んでおり、次の予定があったので、一茶記念館をあとにした。
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