何も咲かない
冬の日は
下へ下へと
根を下ろそう
大雪で孤立している栄村に対し、自衛隊が出動し除雪している姿が、この所テレビ画面に流れている。 隊員の方も仕事とは云え、大変なことだと思う。
栄村の奥は、いわゆる秋山郷と云われ、苗場山の裏手になり登山道もあって、奥志賀に通ずる信州最後の秘境とも称せられるすばらしい景勝の地である。 昔からの豪雪地帯であり、それなりの準備はあろうが、今回のようなことは想像に絶する事象であろう。
以前、秋山郷の苗場荘に泊まった時に、廊下に置いてある灯篭に書かれているこの言葉を見て、雪国に生きる心情というか、人々の芯(心)の強さを感じたのであった。 鈴木牧之の言葉なのかは定かではないが含蓄のある言葉であるとつくづく思う。
岩魚料理をいただいた秋山木工の、この三階建てのお店も殆ど雪に埋もれていることであろう。
孤立した村を救うべく除雪作業は進んでいることであろうが、現在の天気予報では、南からの高気圧が北上するとのこと。 今度は雪解けや雪崩に注意しなければならない。 この大雪が地球温暖化の一事象であると、理解している政府関係者はどれだけいるのだろうか?
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