今日の暦から : よい天気、足ウラの日光浴
町の広報誌「しなの」5月号に、「象の小径を歩こう」というイベント募集記事が掲載されているのを見て、我々も久しぶりにこの道を歩いてみることにした。
町の癒しの森事業にも加えられているこの道は、野尻湖面を林の間から真下に見る、2kmほどの道なのだが、パソコンの漢字変換でついつい「小道」と表示してしまう。 しかし、正式には「径」らしい。 ただ、広報誌や癒しの森サイトを見ると、「小径」、あるいは「子径」と記している時もあって、どの表示が正しいのかよく分からない。
さて、象の小径を国際村湖畔へ降りる道の方から入ると、ほどなく分かれ道に来て、黒姫童話館前にあるような白樺の人形が置かれてあった。 ウッドチップを敷き詰めた、その新しい道を登っていくと、展望の良い広場に出た。 ここが、「子供未来の森」と呼ぶ場所らしい。
象の小径でよく見られるショウジョウバカマやカタクリの花はすでに終わっており、ヒトリシズカ(別名ヨシノシズカ)とエンレイソウがあちこちに咲いていた。
林間から見るとまだ緑が本格的に色づいている所は少なかったが、所々で見られる新緑を通してくる陽射しが大変綺麗であった。 そしてとある藪へ入って山菜の採取をはじめた所、ぜんまいとコシアブラが沢山見つかった。
コシアブラは天ぷらで食べるものと思っていたが、昨日の客人は胡麻和えにしてくれ大変気に入った所、コシアブラはウコギ科だと、ウコギの葉のように茹でたり炒めたりしてご飯にまぶして食べると美味しいのだと、また新しい食し方を知った。 コシアブラご飯と言うらしい。
象の小径を歩いていつも思うことだが、ウエイクボードというのか水上スキーの類の水面利用を制限してほしい。 あのけたたましいモーターボートのエンジン音が静寂をさまたげているのであった。 「癒し」を売り物にするなら、そういう制限があって然るべきである。 実際に、以前に比べ、この小径を歩く人は増えており、10名ほどの団体客ばかりでなく、子供さん連れやご夫婦など沢山の方と挨拶を交わすことが出来た。
なお、以前に「この道は何のため?」というエントリーを残していたが、今日訪ねた「子供未来の森」を作るための工事用の道路であったことが分かった。 現在は、車道側の入口にロープを渡して進入禁止の表示がある。
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