今日の暦から : 減量の効果は半年後
山の残雪がとけて白さが薄くなるに従い、新緑が麓から山頂に向かってどんどん登って行く景色が見られている。
このように山の緑が濃く多くなって来るということは、山間のタケノコ(根曲竹)も育ちつつあるということであろう、先週末タケノコ採りのための入山証発行手続きが町内で行われていた。 山菜保護採取組合という名であったか組合を組織し、この管理の下でタケノコを保護しながら採取を行うものらしく、1シーズンで1500円の入山料が必要となる。
実際には、林道の入口で、監視員が写真入りの入山証にパンチを入れるわけだが、入山は10回までに限定されている。 10回といっても、ほぼ1ヶ月の間だから家庭用で採取するのであれば十分な回数であろう。 しかし、商売のためにタケノコを採取している人がいるらしく、入山証発行の段階で分かれば排除されるらしい。 逆に、営業用であれば入山料を見合った額にして認めたら良いという意見もあるらしい。
志賀高原では商売のための乱獲が酷いと全面禁止になっていると聞いたことがあるが、黒姫でも料金を上げるなり回数を少なくするなり、丸坊主にしないための対策が必要かもしれない。
なお、入山料などの組合収入は、林道の整備や監視員の日当などに充当されるらしい。 また、戸隠側でのタケノコ採取は禁止されているので、あちらの監視員がいる地域で採取すると没収されてしまう。
そんなタケノコ採りだが熊もタケノコを食べるらしい。 山に入る時ラジオを大きく鳴らしている人たちがいるが、これも熊に遭遇しないための知恵のようだ。 どちらにしてもタケノコ採りは結構大変な仕事であると実体験している自分は、20kg以上のリュックを背負いずって降りて来るような芸当は決して出来ないし、したいとも思わない。 数本分けていただくだけで十分で、先日も里で採れたタケノコをマヨネーズや汁で馳走になった。
ここ数日窓辺から見られた鳥をアカハラと記したが、これは「ヒヨドリ」だとコメントをいただいた。 ヒヨドリだとあまり珍しい鳥でもないようで、しかもカラスのように何でも食べる鳥らしく、素性が分かるともう少しかわいい小鳥が飛来してほしいと思ってしまう。
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