朝の散歩道から

久しぶりに朝の散歩に出て、田んぼの周辺を歩いて来ました。
稲穂がだいぶ色づいて、頭を垂れている田もそこかしこに。

これまで台風の襲来がなかったので稲作への被害はないかなと思っていたら、風紋があるのでしょうか、所々でなぎ倒されたような陥没が見られました。

目を変えて土手を見ると、小さな白い花が咲いていて、ニラの花だとのこと。雑草の中にも野菜が育っているんですね。

そして見上げると、胡桃の実。　オニグルミとかサワグルミと言われる胡桃でしょうが、実は小さくて取り出すのに苦労します。　でも、味は濃くてなかなか美味しい。　ズクがないと味わえない食材の一つです。

もう稲刈りを済ませた田がありました。　例年ですと今月末頃から来月上旬にかけてが刈り取りの時期なのでしょうが、コシヒカリなど米飯用だけでなく、酒米などを育てている田もあるようです。

最近、田んぼでよく見るのが、スズメなどを追う鷹のような案山子？。　風があると吹き流しのように飛びますが、凪いでくるとすぐ元気がなくなってしまいます。　近くの田んぼでは、案山子鷹のほかに本物の鷹か鳶のツガイが数匹飛んでいました。

田んぼの畦には、ちょっと盛りを過ぎたアザミの花。

とうに終わったトウモロコシが育っている畑がありました。　たぶん飼料用のモロコシと思われますが、電柵の設備がなかったけど、飼料用だとクマは来ないのかな？　そういえば、最近クマの出没情報が少なくなりました。

右奥には蕎麦の白い花が咲いていました。　でもそろそろ終わりかけで、この白さと稲の黄金色がツートーンで撮れるといいのですが、なかなかそういうタイミングに会えません。

最後は、信濃小中学校の校舎近くからの田んぼと黒姫山。　秋雨時期に入っているので、爽やかな田園風景にはなりませんでした。