20日以降、モロコシが直売所に並ぶようになり、道の駅天望館いっさっさでは朝農家の方が納品した傍から売れているようで、ちょっと時間が経つと売り物がない状態になっているようです。
国道や幹線道路沿いの直売所も開かれモロコシを求める車が止まっている様子が散見されています。
そんな中、 我が家でも都心に送るため100本以上購入し、あそこは30本、こちらは10本などと箱詰めし、往々にしてすき間が生じるため、直売所で購入した野菜や我が菜園の野菜などを入れて送るようになりました。
モロコシは蒸すか茹でるかしますが、フライパンで少量の水(湯)で茹でて、この汁を飲むとモロコシの甘さが喉を通って実に美味しいです。
道路添いの販売所では、焼きモロコシを売っていて香ばしい匂いにつられてしまいますが、醤油に砂糖を入れるとか味の素を振りかけるなどしていることもあるとかで、モロコシの本当の味を損なっていることがあるようです。
さて、そのモロコシですが、生産者にとって一番の難題はアワノメイガという害虫を駆除することだそうです。 専用の殺虫剤で駆除するのでしょうが、消費者への影響がないように、何回薬をかけているか、収穫する時期からどの程度離れて撒かれているか、ということを知ることも大事でしょう。
そういう意味では、大規模農園のモロコシは細かい配慮が行き届かないと思われ、知り合いなど生産者の姿が見える農園のモロコシを入手した方が安全だと思われます。
逆に、モロコシの舳先が茶色くなって虫が食べたような跡があるようなモロコシであれば、薬害はないでしょうし、虫がかじってあれば、これは美味しいのだと判断ができます。
我が家はほとんどコーンスープにしています。 実を削いでからミキサーやブレンダーに入れ、適当に牛乳を加えて撹拌し温めます。 残ったスープは、冷蔵庫で保存しておくのですが、冷たくなったスープも甘さが増して美味しいです。
逆に実を食べるよりスープの方が美味しいとも言えます。
因みに、信濃町でのモロコシの値段は1本160円で、傷ものや二番手などはもう少し安くなるようです。
モロコシは畑から採取するとどんどん甘さが減少するそうで、とにもかくにも入手したら、すぐに調理して食べることが最良の味わい方だそうです。