黒姫に通うようになって15年程が経ち、これまで信濃町(柏原)は小林一茶の里くらいの認識しか持っていなかったが、先日、一茶の宗教性・精神性について書かれた本を見て、単なる俳人としてでなく人間としても素晴らしい人であったことを知った。
2万点以上作句されているという数の点でもすごいが、五七五の短い句の中に軽妙さだけでなく人間の霊的な世界をも表現している精神性は大変なものであろう。
八十二文化財団の頁に、一茶記念館の館長でおられた清水哲氏と金子兜太氏の対談が載っているが、こういう中でも一茶の人間性に触れることができる。 しばらく、一茶に触れられる文献を探したくなった。
(追記:現在は、対談頁は削除され、機関誌「地域文化」の目次PDFの中でタイトルのみ残している)
(旧徒然日記から転記)
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