信濃毎日新聞の連休中の記事を読み直そうとウェブ版を見ていたら、上田市の前山寺近くにある戦没画学生慰霊美術館「無言館」が29日に、第2回成人式を開いたと載っていた。
志半ばで戦地に散った画学生の絵の傍らで、気持ちを新たにしてもらいたいと企画した式に、県内外から新成人ら希望する20人が参加。 式で、命の尊さを訴える作家の澤地久枝さんが、自筆の手紙を1人ひとりに贈るなど、各分野の「人生の先輩」たちも、人生の門出を共に祝った。 とあった。
自衛隊のイラク派兵、憲法9条の問題など最近の報道を見ると、闇雲にどれも「是」とするような雰囲気があるように思われるが、画学生のみならず自分の人生や思いを完成させることなく、また悲しい試練の中で生を終わらせた沢山の人々がいたという事実から、これらの問題を考えてほしいと切に願うものである。
先の大戦のような過ちを繰り返さないという視点の上で、国の安全を維持するための最低の体制というものを考えてほしい。 我々の子孫に同じような辛酸を舐めさせるような愚行だけはしたくない。
無言館独自のページはないようで、上田市役所の無言館案内ページや信泉会(信州の温泉を訪ねる会)を見ると参考になるかもしれない。
(旧徒然日記から転記)
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