23日に発生した中越地震では、信濃町の震度は4、三水村では5であったそうだ。
信濃町には活断層はないと聞いていたので地震は心配していなかったが、以前かなり大きな揺れがあって驚いたことがあった。 今回は信濃町で感じたであろう2度目の大きな地震であったが、幸いなことに出かけていたので地震の恐怖を味わなくて済んだ。
発生後数時間してつながった電話で町の様子を聞くと、怖い思いをしたが実害はないとのこと。
町のホームページでも被害の報告がないと掲載され安心した。
ただ、神戸、三宅島、普賢岳など大きな災害が起きるたびに思うことだが、国レベルの援助体制が非常に遅いし、援助物資も少ない。 未曾有の災害に遭われた方々に国の金を使うのは当然であろう。 アメリカの要望に応えた自衛隊のイラク派兵に金を使うよりもっと大事なことではないだろうか。
首相の現地視察に対し、パフォーマンスは要らないと発言した被災者がいたらしい。 売名行為でもいいから、政党であれ宗教団体であれ企業であれ、全ての被害者にすみやかな篤い援助活動をされることを期待したい。
3日、4日して未だ車の中で生活している映像は文化国家の姿ではない。 年老いた方々に希望の微笑みが早く戻ることを願いたい。
一市民として出来ることは、僅かな援助のお金を送ることだけだが、それでもテレビの映像で対岸の火事と傍観しているより、まだましであろう。 このような災害は自分の周辺でいつ起こるか分からないからである。
(旧徒然日記から転記)
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