3月13日(日)、柏原の総合会館で南極・昭和基地の越冬隊員と町内の小学生とのテレビ会議が実施されたのだが、その時の状況を記載したサイトがまだない。
どこかにないかと探していた所、北海道稚内市の職員の方が第46次南極地域観測隊員として南極昭和基地に派遣されて、近況報告やメッセージを伝える稚内市役所のページがあることが分かった。 「近江隊員の南極滞在記」と題された日記の当該日に簡略ながら信濃町のことが書かれている。
派遣期間が限られており掲載も一時的であろうと、記録の一部を下記に転載した。
3月13日(日)
(天候:晴・最大風速:5.8m/s・気温(最高:-1.3℃ 最低:-9.8℃)
今日は午前9時半すぎから、長野県信濃町とテレビ会議を行いました。これは信濃町の子ども教室「南極を見に行こう」という企画の中で行われました。
これで4回目のTV会議ですから、出演する隊員は多少慣れてきましたのでいかに解りやすく写真、ビデオを使って答えるかを重点的に考えて構成をしています。解りやすく説明しようとすると、話を詳細にしなければなりませんが、そうすると専門的になり小学生では少々難解になってきます。そこで、写真、ビデオを使うのですが、これもできるだけインパクトのあるものを大量のストックから選び出さなければなりませんし、もし適当なものがなければ、撮影に行かなければなりません。伝える側の難しさを味わっています。
ちなみに総合司会は私でしたが、出来は「イマイチ」といったところでしょうか。この会議の最後に子供たちに「思い続ければ夢は叶う」というメッセージを学校の教員の職で参加している隊員より4つの大切な心掛けが伝えられました。
(中段 略)
また、このように全国のいろいろな地域と交流するたびに、ホームページを探します。こういう機会がなければ見ることがありませんので、その地域の規模や特徴を調べます。これもいい勉強になります。これからも沢山のいろいろな地域との更新が計画されていますので、広く浅く検索していきたいと思ってます。
ちなみに信濃町は、長野県の北部に位置し、野尻湖を中心としたすばらしい自然環境にかこまれ、人口1万人余り、ナウマンゾウや俳人の小林一茶の生誕の地として有名です。(詳しくはHPを参照)
(旧徒然日記から転記)
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