昨日と今日のNHKニュースの中で、「2地域住居」というタイトルで、都市部と田舎での暮らしを共存させる人が増えていると報道されていた。
昨日の放送分しか見ていないので全ての内容を知らないが、年間40万円ほどの費用で、田舎の家と畑を借り、そこに集う人々の交流が生まれているということで、地元の商工業への寄与も大きいという、役場の方のコメントであった。
我々も、15年前に信濃町に来て、住いを構え地域に関わることで新しい人付き合いや自然との触れ合いができると思った。
しかし、2地域住居というのは所詮半分の生活であり、主たる「住」というものは都市部に置いているわけである。 そして、地域に入れば入るほど、地元住民と親しくなれる反面、行き違いや妬み、嫉みなどというマイナス面も生まれてくる。 こちらの「思い」が伝わらないこともしばしば。 IターンやUターンであれば、それなりの覚悟があるであろうが、こちらにも地元の方が期待しているような決心がない。
田舎を安住の地として考えるとしたら、別荘地の中で暮らすか、山の中の一軒家で孤独に過ごすのが一番いいのかもしれない。 「人」の存在は非常にやっかいなものだ。
(旧徒然日記から転記)
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