今日は、柏原出身の俳人・小林一茶生誕の日だと、毎年小丸山公園の一茶記念館駐車場で「一茶祭り」が行われている。 春の訪れを感じる町内の大きな行事で、1ヶ月ほど前から黒姫駅前の一茶通り商店街や国道の柏原本陣跡界隈には、開催を告げるぼんぼりが飾られている。
一茶祭りは、一茶通り商店街での一茶踊りの行列で開幕されるらしいのだが、未だ踊りの行列を見たことはない。
さて、一茶の生誕がいつかと調べたら、宝暦13年5月5日と、西暦に直すと1763年6月15日とあった。 ということは、現在、一茶祭りとして生誕を祝っている5月5日は旧暦だと分かる。 子供の日という現代の国民の休日に合わせたものと考えれば一応納得はいくが、但し書きがつかないと間違いの元であろう。
因みに、一茶の死去は文政10年11月19日と、これも西暦に直すと1828年1月5日ということになる。 毎年、一茶記念館では11月19日が命日だと一茶忌と俳句大会を執り行っているが、これも厳密に言うと現代の暦(太陽暦)と合致していないことになる。
今回の一茶祭りはうかがえなかったので、数年前の祭りの様子を伝える写真を残そう。
こんなエントリーを記していたら、町役場のページには今日の一茶祭りの様子が早々と載っていた。
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