九州などでは猛暑が続いているらしいが、こちらでは20度台前半の気温の日が多く、寒ささえ感じる。 今日は晴れたので気温は上がるであろうが、これからも曇りの日は続くらしい。 今月中に梅雨は明けるのであろうか。 そして、近くの林からはひぐらしの鳴き声ばかりが聞こえている。
さて、昨年の春に、野尻湖花火大会休止という記事を書いたことがあるが、昨年は野尻湖漁業組合が釣具メーカーなどの援助を受けたのであろう、同じ時期に中止になったはずの花火が上がっていたので疑問に思った方もおられたようだ。 そして、野尻湖に生息するブラックバスやブルーギルの存在を容認するかのように、後援者の中に町役場が連ねており、疑問視される方がいたと記憶している。
そして、今年のポスターを見ると主催者は、野尻湖灯ろう流し花火大会実行委員会となっており、その具体的な委員の顔は見えずに、昨年の主催者であった漁業組合は共催者として町役場と同様に名前を連ねている。 そして82回で終わったはずの野尻湖花火大会は昨年が83回目であったらしく、今年のポスターには84回目と明記されている。
大会の運営には、それぞれの思惑や資金など一朝一夕では解決しない問題も多いだろうが、そういう内部の事情を計り知れない身としては、夏の大きなイベントとして開催される、この花火大会を一応良しとしたい。
ところで、今日の記事の主旨は別にある。
こちらのサイトでもリンクさせていただいている「野尻湖の四季」という野尻湖のすばらしい情景を季節に応じて残されているサイトがある。 昨晩、そちらのサイトの掲示板を見たら、開設者の許諾がなく、信濃町観光協会のサイトの中の、この花火大会を紹介する記事に写真が引用されているとのことであった。
信濃町や野尻湖、黒姫高原を影から応援しようと、それぞれの立場でページを開いているのに、そんな開設者の気持ちをさかなでるようなことを、公的な立場である協会が決してすべきではないと思う。 元のサイトのファイル名にsを付けただけで借用していたので、軽い気持ちではあったとは思う。 しかし、手順はあった筈だ。 サイト運営は一担当者に任せきりになっているケースが多いであろうが、権利意識の無さという担当者個人だけの問題ではなく、協会全体引いていは信濃町全体の資質としてとらえられてしまうという、大きな問題につながる事象である。
本日、午前中に開設者から申し入れがあったのであろう、協会側がどのような対応をされたか分からないが、すでに転用された写真は削除され当該記事は修正されている。 知的財産権という問題は今後も起こりうることであり、町全体の意識付けになってほしいと、あえてこの記事をこちらのサイトにも残すことにした。
3 件のコメント:
お騒がせしております。(苦笑)
早速、担当責任者の方から「ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございません。」という主旨の返信がありました。ただ、余りに事務的簡潔なその文面に、私の意を伝えるべく再度メールのやり取りがあり、ようやく理解いただけたと考えております。
今回の件は余りにお粗末ですが・・・
はんぐろさんもお書きになっているように、「信濃町や野尻湖、黒姫高原を影から応援しようと、それぞれの立場でページを開いている」サイトに対して、あまりに理解・関心が薄いと感じます。
こうした草の根からの情報発信が、ネット社会では一定の影響力を持つという先見的認識がないようです。
行政として、時には耳の痛い意見含めこれらを"うまく利用してやろう"というぐらいのある意味狡猾な?戦略的視点があってもいいのではと。(笑)
これから、花火大会を見るためそちらに向かいます。今回は、久しぶりに灯籠も流されるとのことで、経緯はさておき楽しみにしております。
長々と失礼いたしました。
観光協会の掲示板に過去に掲載されたクレームへの対処と同様に、起きた事実より、解決の拙さを感じますね。
以前、雪捨てに関連して前町長に申し入れたり、先日は町内のアイスクリーム売場で大変な上げ底になっていたので、これでは外から来たお客さんががっかりされるのではと話したのですが、共に真意が理解されませんでした。
相手の言質を理解する能力や、トラブルから相手を仲間に引き入れる力、そういうものが欠けているようにも思えます。
頭の良さはいい大学を出たり有名な企業に勤めているからではなく、「問題解決能力」をいかに備えているかだと、その度に家内と話しています。
まだまだ、切磋琢磨していただく余地はありそうです。
今朝の気温は17度、夕方まで持つか分かりませんが、晴れて山も見えています。 とにかく今日は私も灯篭流しと花火を楽しもうと思っています。
��1日にテレビニュースでも見たが、アサヒコムに次の記事を見つけた。 これほどに大変な行為であることだと、自らも含め戒めていきた。
JTB子会社の社員4人を書類送検 著作権法違反の疑い
2007年07月30日18時51分
JTB(東京都品川区)の子会社2社が著作権者に無断で風景写真を旅行パンフレットに使用したとして、警視庁は30日、2社の社員の男性計4人を著作権法違反(侵害など)の疑いで書類送検した。
送検したのは、JTB印刷(豊島区)の営業担当課長(43)ら2人とジェイ・アイ・シー(品川区)の中部本部北陸支店長(59)ら2人。「違反に気づいたが、パンフレットが完成していたので、配布してしまった」などと容疑を認めているという。2社はJTBの注文を受け、パンフレットを製作していた。
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