昌徳宮(チャンドクン)の隣にある北村(プクチョン)韓屋村(ハノッマウル)には朝鮮王朝時代を思い起こさせるような大小の韓屋が点在しているが、近代的なビルがその甍の波を断ち切っている所も多い。 しかし、昔の風情を残しながら建て替えている家もあって、昔を残そうという住民の思いがよく感じられる一角もあった。 ただ、道が狭く車がやたらに止まっていたり、ゴミ容器が散在していたりして、街路風景は今ひとつといった感じである。
この界隈には、刺繍や組紐、民具、闘鶏、仏教博物館があるので、昌徳宮(チャンドクン)の見学の後に立ち寄ったり、逆にインサドン(仁寺洞)から歩いてきても近いので面白いかもしれない。 冬ソナの撮影現場だとチラシを配っていたが、俳優の写真類を販売する業者のようである。 まぁ、そういう類は我々には縁がない。
昨日は宿の奥さんに案内されて、宮廷飲食研究院という所へ寄らせてもらった。 ここは、以前NHKで放送された韓流ドラマ「大長今(テ・チャングム)」の宮廷料理場面を指南したハンピョンリョ先生が料理教室を開いている所である。 気さくに会ってくれ記念写真まで撮らせていただいた。 多少の日本語なら分かるようであった。 韓国巡礼の旅に一時期参加されていた在日の男性が伝統料理を学びにソウルに来ていると話されていたが、どうもこの場所のようである。
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