いよいよ2009年という年もあと一日を残すのみとなった。 今年は3ヶ月間も日本におらず、政権交代という初めて経験する政治劇を見聞きすることもなく、何かぽっかりと穴があいてしまったような年になってしまった。 まぁ、ニュースの90数%はロクでもないことだろうから、見聞きしなかったということは平穏な心で居られたということであろう。
今日は、少し早い冬休みを取って一時帰国していた息子が赴任先に帰るというので、高速バスの出発地点まで送って来た。 年末なのでターミナル駅周辺は渋滞で、繁華街は買い物客でごった返していると思っていたら、予想に反し車はすぐに駐車場に止めることができ、デパートで混んでいるのは食料品街だけであった。
再び年末年始期間における派遣労働者がクローズアップされているが、景気も庶民の暮らしも決して良くなっていないということであろう。 今日の東京株式市場は、3日ぶりに反落したとのこと。 世界的に見ても不安材料ばかりで景気を好転させるものがない結果である。 鳩山政権を揶揄し支持率の一層の低下を喧伝するマスコミが多いが、戦後自民党政権が残して来た負の資産があるが故に借金財政にならざるを得ない状況にある。 普天間基地問題も国民にとって最善の案を模索しているのだろうと思う。 一刀両断のような早い決断が首相の実行力のように思う人が多いようだが、時間をかける必要のある問題もある。 テレビのくだらない番組のコメンテーターの言葉の受け売りだけはして欲しくない。
さて、明日は大晦日。 大晦日となればNHKの紅白歌合戦を見るというのが標準的な国民の姿であろう。 しかし、当方は全く関心がなく、一億総白痴にするような、実に馬鹿馬鹿しい番組だと思うが、今年はちょっと違う。 イギリスのオーディション番組で歌手となったスーザン・ボイルが出演するというので、これは逃したくない。 でも、逃したくないと、彼女の登場まで延々とテレビ画面にかじりついているのも苦痛だ。
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