私が鉄道模型に興味を持ち始めたのは半世紀も昔の話です。 その頃、兄が鉄道模型に凝っていて、昔の湘南電車(緑と橙色の)をOゲージ(線路は集電用を含め3本)で手作りしていたのを見て、自分も色々弄ってみたいと興味を持ったのですが、クラフト紙や板を加工し塗装するような技術はなく、鉄道模型趣味(TMS)という月刊誌を見ているだけで幼少期を過ぎてしまいました。
働きだしたら自分の小遣いで鉄道模型が出来るのかなと淡い期待を持っていたのですが、いざそのような年頃になっても、家計を支える以外に余分な出費をすることがなかなか出来ませんでした。
一時は雨戸1枚を横にして押し入れの中にNゲージのレイアウトを作ったことがありますが、気持ちはOゲージ以上の大きな車両で、できればライブスティーム(蒸気)を動かしたいという大きな希望を持っていましたが、技術も資金も思うようにならず、今日に至っています。
夢はいつも大きく、庭に鉄路を敷いて陸蒸気を走らせたい所ですが、まあ無理でしょう。 このような模型博物館へ足しげく通って、自分の思いをあれこれ深く巡ってみたいという所が関の山のようです。
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