冷たい風が吹かず、小春日和の時はなるべく散歩に出るようにし、2時間前後の1万歩を目指して歩いていて、3日には、近くの針ノ木へ出かけました。 「針ノ木」と書きますが、話し言葉では「ハンノキ」と発音することが多いようです。
この地域は、上信越道・黒姫野尻湖パーキングがある一帯で、ブルーベリー畑が多く、今は積雪で枝が折れないようにと、しっかりと雪囲いがされています。
一部車道の隣の一段高い所に家屋があることから、あちらが旧道だなと思われます。
ふだんはあまり気にしていなかったのですが、その旧道に赤い鳥居が見え、その先が参道というか道がつながっているように見えたので、しばし探検してみようと近づきました。
鳥居の手前には狛犬がしっかりと設えてあります。
彫りの深さがはっきり残っているのから判断すると、それほど昔に建立されたものではないようです。 どちらが「阿」で「吽」なのでしょうか?
出雲大社の説明ページを見たら、口を閉じている左が狛犬で「阿」、口を開けている右が獅子で「吽」だそうで、狛犬には角がある由。
鳥居をくぐって真っ直ぐに坂を登ると、長年の落ち葉が積もって坂は踏みやすく、ほどなく灯籠が立ち、その先に小さな祠がありした。
さらにその先がどうなってるのかと登ってみたら、広場に出ました。 でも広場に降りるにはちょっと高く、横の林道と思われる所に降り、広場の先には舗装路がありました。
さて、ここは何処かと推測し、横の林道は、針ノ木から富濃に降りる高速道手前の交差点から昔の間道でしょうか山道があり、その繋がりであろうと推測しました。 そうなると舗装路は野尻湖周遊道路であろうことがわかります。
そして、周遊道路の途中から「子供みらいの森」へと登ってから再び周遊道路に戻り帰ってきました。 雪のない時期ですと、森の中に建てられた鐘がずいぶんと高い所から下がっていることがわかります。
途中の道で白い花が咲いたような木をみつけ、よく見たら、タンポポの黄色い花が最後に白い綿毛になって胞子が風で飛んでいきますが、あのタンポポと同じように子孫を増やすための綿毛ではないかと思われました。
散歩を終えた夕方には曇りだして、夜には雨から霙に変わり、翌朝の積雪は4〜5センチほど。 いよいよ雪国に入るのかなと思われましたが、湿った雪でしたし、これから降ったりやんだりを繰り返しながら、本格的な雪国になるにはもう少し時間がかかるのでしょう。
上越妙高タウン情報に、4日未明「国道18号妙高関山に除雪車初出動」という記事が掲載されています。
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