30年前に家を新築する際に、信濃町が厳寒の地であることから、暖房対策をことさら考え、まずは薪ストーブ、そして床暖房の設備を置きました。
しかし、一冬の薪を備えることができるようになったのはここ10年位で、床暖については一時期灯油価格が暴騰したため使用を控える時期がありました。
でも、当方、二人して歳を重ねるうちに寒さに敏感になり、あれこれ暖房器具を併用して暖を取るようになり、頻度の少なかった床暖による暖かさも必要だと感じるようになりました。
そこで、業者に来てもらい、機器を点検した結果、ボイラーのメーカーがすでに生産を終了していて、数年のうちに部品手当が難しくなるかもとのこと。
粘度の高まった不凍液から新しい不凍液に入れ替えた時、送水がスムースになった結果、ボイラーのポンプに負担が生ずるかも知れないとのこともあるとか。
色々聞いているうち、メンテナンス期間が短くなりそうなボイラーを使い続けるより、新しいボイラーに交換した方が得策と判断し、今般入れ替えを行いました。
旧ボイラーでは、温度設定がアナログ式でレバーを高い低いの間を適宜スライドするもので、実際の湯温は分かりません。 最低温度が55度に設定されていたと業者が話してくれましたが、24時間使用していると、200Lの灯油タンクのレベルがどんどん下がり、月に2〜3回も給油する始末で、結果床暖はあまり使わないようにという意識で今日まで来ていました。
今回、設置したボイラーではデジタルで温度設定ができ、しかも最低温度は30度。
節約モードもあって、日中の日差しがある時間帯や就寝時などは節約モードにしておくと灯油の消費量が少なくすむし、起床後すぐに床が温まってくれます。
加え、日々の灯油使用量が分かるのです。 今の所、日に5Lというのが目安のようで、外気温がもっと低くなれば水温をあげますので、もっと消費量は上がるでしょう。
日に5Lの消費ですと、週に35L、月に140Lということとなり、他に台所や風呂で使う温水ボイラーがありますので3週に1度灯油を補充すれば良いという計算になります。
ガソリンと同じように灯油の価格もしばしば上下しますし、配達してもらうと1Lあたり10円の配達料金が上乗せされるようで、軽トラに20Lのタンクを10個ほど積んで、安いところを探して買いに行かれる方も居られますが、乗用車だけの当方では車内に匂いが充満することもあって叶いません。
平均してあまり高くならないと思われるスタンドが週に2回地域に配達していると聞き、そちらと契約しています。
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