どこにいるのか分からず、誰にも見えないコロナウイルスから自分を守るためには何をすれば良いのか、この1年暗中模索な日々が続いていました。
政府の予防対策は実に脆弱なもので、国民の命を守るという視点が全くありません。 ワクチン開発やGO TOなど国の対策はすべて関係企業に財政を落とし、その見返りで与党議員の懐を温めるものでしかないのです。
国民から血税をふんだくり、社会保障の質を低下させている与党政治家を支持しているのが、与党政治家に踏み付けられ苦しめられている一般有権者だという、実に馬鹿げた政治体制がこの国では確立されてしまっているのです。
メディアも行政も全く信用できない中で、少しでも自分たちを守るためには何をすれば良いのか、少ない情報の中から少しずつ自分なりの方向を見つけて行きたいと思っています。
まず、ウイルスを寄せ付けない日常の所作に加え、インフルエンザ予防と同等の注意をはらい、発熱した場合は、むやみに解熱剤を飲まずに、消化に良い流動食を摂りながら、布団にくるまって、高熱がウイルスを死滅させるまで我慢をするのです。
陽性と判断されても、公の病院がすぐに診察してくれるわけでもなく、長く放置されてしまうのが現実のようです。 基礎疾患のある人はむやみに素人判断できないでしょうが、基本は自分で自分の体を守るしか手がないようです。 病院も保健所も疲弊したままで、一般人を救済する手立てを失いつつあるが現実なのでしょう。
そんなコロナ事情の中で、我々は、これまで以上に健康維持に気をつけていますが、昨年、腸内フローラを増やすことが一番大事だという藤田紘一郎先生の話を聞き、血液が作られるのも腸が作用していると、抵抗力や免疫力を高めるためにはいかに腸の健康を維持するかにかかっている由。
腸内細菌を増やすためにはヨーグルトなどを食べることで、それが餌となってフローラを増やす効果があるとのことで、これまでニュージーランドのグラスフェッドから生まれたヨーグルトをフリーズドライした製品(イージーヨー)を購入していましたが、意外に我々の近い所に乳酸菌を含んだ食べ(飲む)物があったのでした。
それは、奄美に昔から伝わる「みき」です。 いわゆる「お神酒」の「みき」で、意外に簡単にできるものです。
九州・高千穂で営農しているピカレの奥さんが「みき」を作っているという投稿を見て、家内は「みき」って何?といろいろ調べて挑戦したのでした。
1〜2度失敗はありましたが、この1年順調に「みき」作りに励んでいます。
・まず鍋でおかゆを作ります。
・おかゆが出来てから温度が50度台まで下がるのを待ち、その間にサツマイモをおろし金でおろします。
・おろしたサツマイモをお粥に入れて混ぜますが、この際、右方向にのみ混ぜるのが良いそうです。
・混ざってくると、お粥の水分が増えてきて、発酵が元気になってくる音を楽しみながら1日ほど置いておきます。(ストーブの側などに置いておくと発酵が早まります)
・発酵が盛んになってくると、細かい泡が無数に現れます。
・発酵が進んで来たら適当な容器に入れ替えて冷蔵庫で保存しますが、冷蔵庫の中でも発酵しますので、蓋はきちんと閉めずに少し開けておきます。(時に爆発します)
・そのまま飲用する場合は、ご飯粒がのどに引っかかるので、ブレンダーなどでスムージーにします。
・酸味のある軽い重湯のようなのどごしです。
・夏場は、畑からケールの葉を取ってきて、ブレンダーでミックスします。 今はリンゴです。
・「みき」を種にして、家内はパンを焼きましたが。米粉のパンを焼いだ時ほどの感動がなかったので、今は作っていません。 そのかわり、ムルキムチ(水キムチ)を作っています。
軽い酸味があってなかなか美味しいです。 ムルキムチは、昔、朝鮮半島でオンドル用の練炭などでガス中毒になった時に解毒剤として飲用された由。
ネットを見ていると、「みき」を商売のタネにされたり、何やら神がかり的思考をする人も現れているようですが、そういったことには関わらず、そう難しくないことですので、ぜひやってみると良いでしょう。 お腹の通りがよくなると同時に、匂いのないガスも頻繁に出ますので効果大と思っています。
因みに、我が家では日に一食は「みき」にしています。
スムージーやジュースを作る時に便利なのが、韓国メーカーのクビンスのスロージューサーとブレンダーです。 バイタミックスは高額だし、国産では目を引くような製品がありません。 クビンスは時々特別セールをしていることがありますので、サイトをのぞくと良いかも知れません。
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