現在、増殖しつつあるウェブログのページを始めてみた。 できれば、黒姫日記のような形で、日々の自然や生活の様子を記載できれば素晴らしいのだが、今はそのようなことも出来ず気ままに記して行こうと思っている。 ページのタイトルは「はんぐろ徒然日記」、urlはhttp://hanguro.cocolog-nifty.com/ である。
本日、オープンジャパンというメーリングリストからの配信で、スペインの3.11のその後の町と人々の様子を伝えてきた、イエズス会神父の私信を読むことができた。 その巻末の一部を記載すると、
許し合うこころこそ暴力に打ち勝つ。 犠牲者遺族から、次のような手紙が届いた。 「私は3.11で息子を殺されました。 痛みで胸が一杯ですが、私たちと共に泣いてくれた人々を通して、神の慈しみを感じさせられました。 みなさんにもお祈りをお願いしますが、それは息子のためではなく(なぜなら、息子は天国にいるからです)、テロを実行した人々と、それを計画した人々のために祈ってください。 彼等がもたらした傷をいやすため、また、彼等を支配している悪を、彼等自身がそれを乗り越えるために必要な愛を見出すことができるように、祈ってください。 私たちは息子の遺体を前にして、暴力が世の中からなくなるよう全力を尽くすことを誓いました。 世界に暴力より愛を選ぶ人々が増えれば、いくらテロが起きても、愛が打ち勝つと確信しています」
家族の非常な悲しみの中でさえ、平和を願う気持ちを失わず、世界を見る目を持っている人々。 これが共生する真の姿だし、本来の宗教観である。 そこにはイスラム教も、ユダヤ教も、キリスト教も、仏教も何もない。 そういう視点に立たないと、イラクやイスラムの問題は絶対解決しない。 政治や経済は裏の裏があるもの。 プロパガンダを鵜呑みせず、自分で判断し見る眼を持ちたい。 オープンジャパンのページに是非アクセスして考えるきっかけにしてほしい。
(旧徒然日記から転記)
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