この所、信濃町観光協会HPの掲示板には、スノーパークの第6ゲレンデ再開を願うものや、レルヒ大会での子供向けイベントでの苦情などが掲載されている。 過去には、リフト係員の相応しくない言動などに対する苦情や要望などが掲載されているが、これら一つ一つに直接回答することは、組織上も難しいものと思うものの、何らかの形で投稿者の意向を収めるようなレス(回答)がないことに、いつももどかしく思っている。
その原因が、どこにあるのかと自分なりに考えてみたのだが、経営主体の黒姫観光開発は、JTBや日商岩井など数社の出資で出来ている会社らしく、職員は殆ど出向者らしい。 そして、現場はパートタイマーが中心で、会社の軸となるプロパーな立場の人がいないと思われ、いつも繰り返される件の掲示の根っ子はそんな所にもあるのではと思えるのである。
何も出向者が悪いということではなく、寄合所帯になると、経営方針や企画策定にあたって、どうしても出向元の意向を受けたものになりやすく、ほどほどの案で収まってしまい易い。 黒姫としての独自性を生かしきれず、トラブルなどにも速やかな対応ができないのではと推察するのである。
独立企業として黒姫で経営していくのは至難の業だとは思うが、もしそうであればもっと徹底した計画案が出せるだろうし、効率化や経営の明確な方針も打ち出せるし、お客さんへのこまやかな対応ももっと可能になるのではないかと思う。
現在のように、責任者というか中心的役割が役場にあるのか、観光協会にあるのか、スノーパークにあるのか、不透明で、しかも明確なビジョンが見えて来ないうちは、黒姫の観光開発に大きな発展を望めないのではないか。
現在、町役場では町民参加のプロジェクトチームが発足したばかりであるが、前掲の掲示板の内容にも考慮した新しいアイディアが出て、色々な議論彷彿となることを期待したいものである。
(旧徒然日記から転記)
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