BSE、鳥インフルエンザ、自衛隊のイラク派兵、代議士の秘書経費詐取など、不愉快なニュースばかりで、テレビの報道番組を見る気にならないことが多いが、土日に放送される特集番組などでは普段知りえないことを知ることができ、役に立つことも多い。
今日見たTBSの番組では、自らのリハビリ体験からプールを利用した療法を進める企業を起こした女性社長を紹介していた。 高齢者や障害者などが自分の障害に応じたプログラムで、生き生きと水中運動と水中療法(アクア・テラピー)をすることによって心と体の健康を維持しようとするものである。
歳をとって水着を着るのは恥ずかしいと言っていた女性も参加することによって、楽しく明るく元気を維持されていることが、テレビの画面からも伺い知れた。
いまや老人介護や老人医療にかかる費用で、市町村の財政を圧迫していると云われている。 このようなアイディアが財政を軽くし、老人が生き生きと外出できる機会が持てるということは何ともすばらしい。
飯田市にあるらしい、この(有)ファインという会社のノウハウを活用した市町村は、阿智村など増えているようだが、国のお仕着せの事業ではなく、企業活動であれ地方行政であれ、このように住民のための知恵が働いている姿を見ると、何ともすばらしいと賛辞を送りたくなってしまうのである。
(旧徒然日記から転記)
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