名物看板の給油所が移転で閉店 豊野
「海はあっち 山はこっち」の看板で知られる長野市豊野町の浅野交差点脇にあるガソリンスタンド「高見沢豊野給油所」が、移転のため4日の営業を最後に閉店した。 「名物看板」も役目を終えたが、同給油所は「欲しいとの引き合いもあり、どうするか悩んでいる」と話している。
黒姫へ車で通う一時期は、浅野の交差点を通ったので、この看板にはほどほどの印象を持っており、面白いなと思っていた。 しかし、現在は殆どこの交差点を通過することがなくなったので、忘れかけており、この記事で思い出した次第である。
そういえば、表現は全く異なるし不確かな記憶だが、上信越道を更埴から走ってくると、松代SAの手前で、「日本海まで最後の給油所」というような意味の表示がある。
初めて黒姫に通い出した時は、長野自動車道が豊科で終点であったため19号線を走って、長野からは仁ノ倉線か、たまに昔の北国街道(現在と違って狭くて片側側溝の道)を使っていた。
上信越道が須坂まで来た時に、千曲川の土手沿いに赤沼で18号線に出て、この浅野の交差点を通ったわけで、この時からこの看板は見ていた。
その後、中野で降りた時は、この交差点を通過するが、真正面に看板を見ないので少しずつ印象が薄れていた。 更に、信濃町まで高速で来れるとなると全く通らないし、北信五岳道路を使って中野で出る場合でも通らないことになった。
ガソリンスタンドも過当競争の時代にあるので経営が難しいのか、より良い立地条件を模索しているのであろう。 しかし、7年前のレギュラーガソリンはリッター90円の半ばであったが、現在は130円台の後半になっている。 原油価格の高騰だと云うが、世界的にみて価格調整が出来ていないか、石油資本ががっぽり稼いでいるのか、実態は分からない。 モータリゼーションを進めていながら、ガソリン価格高騰で市民の生活を苦しめているのは本末転倒というか、国の施策の失敗ではないかと思うのだが、そういう声を上げる人はいないようだ。
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