朝8時というのは、たまたま通行する車輌数が少ない時間帯であったであろう、これが行楽や帰省時期の渋滞が発生している時であったらと寒々しい思いがしました。
20数年前、黒姫に通いだした頃はまだ上信越道はできておらず、もっぱらこの中央道を私も利用していて、日曜日の夕方戻って来る時に、笹子トンネル内の通行量を制限するための車線規制が行われ勝沼から渋滞することがよくありました。 笹子トンネルに入るとスムースに流れることもありましたが、トンネル内での渋滞もしばしば経験しました。
もしそんな時期であったら、事故に遭遇した車は数十台どころか数百台にもなったことでしょう。
老朽化によりボルトが抜け落ちたのではないかと道路会社は説明しているようですが、福島原発事故と同様に、自らの管理責任を棚に上げて、自然災害によるような説明の感じがしてしまいます。 サビや金属疲労などというのは素人でも考えつくものです。 維持管理費用をなるべく抑えて、利益至上主義の経営が、東京電力でも道路会社でも行われていたように思われます。 そして結局は、日々の対策や費用を怠ったため、全く関係のない市民の生活を狂わし、しかも自分達は復旧や補償対策に奔走しなければならないのです。
「仕事の原点に立ち戻る」ことの必要性をどこの職場でも考えてほしいと思うものです。
さて、1日に信濃町に降った雪ですが、信濃毎日新聞の記事に当日午後1時で積雪21cmと記されており、家内が信濃町内の方に電話をしたら、野尻では50cmを越えた所があったとのことです。 さすが50cmの積雪では除雪ブルが出動しないと車の通行はできませんね。
そして今日の黒姫は夕方まで青空の良い天気で、我が家の白い畑にも黒い物が目立つようになって来ましたが、明日からは再び雪降りになるようで、週末まで雪マークが付いています。 毎日間断なく降ったら、里の雪も根雪になるかもしれませんね。 いよいよ来年3月まで雪と折り合いをつける生活が始まります。
朝10時頃の黒姫
夕方4時頃の黒姫
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