黒姫山 雨の春山登山へ

例年、春と秋に信濃町観光協会が主催している黒姫山登山の春山登山会が今日実施されました。
これまで５〜６回ほど参加していたのですが、久々に登ってみようかと、また自分の体力のほどを確認してみたいと参加を申し込んでいたのでした。

朝７時に黒姫駅へ。　駅からは大型バスで戸隠との境にある大橋林道入口（標高１２００ｍ）へ。
７時５０分過ぎに登山開始し、５分後戸隠の村人が雨乞いをしたという種池に到着。　そして８時１５分には古池に。

池の端から離れると本格的な山道になるのですが、まだまだそう厳しくはなく、８時４０分比較的水量の多い小さな水路を渡りますが、ここからが急峻な道となりました。

９時３０分少しなだらかな道になって新道分岐に到着。　ここで標高１５００ｍだそうです。　次のしなの木までは比較的穏やかな登り坂でしたが、ここを過ぎた辺りから雨がポツポツと落ちて来て、しかも岩がごつごつしたりして足を置く位置を考えながらの登りとなりました。

だんだん低木が多くなり、それを抜けて１１時１５分しらたま平に到着。　ここからは尾根歩きになり、最後は岩場を越えると山頂となるのですが、だんだん雨足が激しくなり、雷の予報もあるとかで、山頂までは諦めることとなり、しばらく休んでから１１時４０分頃下山を開始。
しらたま平は標高１９８０ｍとのこと。　黒姫山は２０５３ｍですので、ほぼ山頂の高さまで登ってきたことになりました。

でも帰り道は雨水が激しく流れ、道はぬかって、時折滑ったり尻餅をついたりの下山で、７年前にピレネー山脈を歩いた時の、雪やヒョウ、雷に見舞われた山行以来の山道となり、２時少し前にバスが待つ大橋林道入口に到着しました。

自分としては、下り道として予定されていた表登山道でヒカリゴケを見たかったのですが、雨では仕方ありません。　体力的にまだ登られるという確信が得られましたので、次回にもこの登山会に参加しようと思います。

家に帰ってからも雨音が止むことはありませんでしたが、夕方の一時、黒姫山に夕焼けがわずかに見られていました。