東京都議選の投票率は3人に1人以下、しかも自民党と公明党が半数を占める勢いだとのこと。 東京都の財政は海外の国々にひってきするような大きな規模らしく、自民公明が与党となれば、石原に続く猪瀬の大名旅行は今後も続けられることとなるでしょう。
政治に「諦め」を持つ人がこの日本にはあまりにも多いことが分かりますが、それでは日本という国の操舵を謝ってしまいます。 一部勢力の手の内に握られてしまい、格差社会はさらに肥大化していくことでしょう。
さて、昨夜は、
「ケニアのスラムより 子どもたちの笑顔・命の輝き そしてアフリカ音楽!!」
という会に出かけて来ました。 場所は、藤田観光別荘地内にある緑の村の元ペンション。
はじめは近藤ヒロミさんによるムラビ・カリンバの演奏。 単純な旋律の繰り返しで、コロコロとした玉の転がりを思い出させるような心地良い音でしたが、時折、歪んだ音もあって邪魔していると思ったのですが、それが逆に良いらしい。
次は、大西匡哉さんによるケニア太鼓で、かなりエネルギッシュな演奏でした。 スワヒリ語による掛け声でしょうか、楽しかったです。
休憩のあとは、ケニア・ナイロビのスラム街で、ストリートチルドリンの救済活動をし、マゴソ・スクールを主宰されている早川千晶さんによる、現地報告。
ケニアでも大資本が土地を貪り、草原の移動で暮らしてきた住民を排斥してきた結果、都市への貧しい人々の流入となり、自然とスラム街が作られてきたとのこと。
親や兄弟をなくした子供たちはゴミの中から鉄くずやペットボトルを拾って、一日の糧にしているが、多くは空腹を忘れるためにシンナーを吸って体を壊しているらしい。
そういう子供たちを集め食事を与え、教育活動、そして支援資金を得るための制作作業などをしている由。
以前、マサイ族の酋長と結婚した日本人女性のことを本で読んだが、その主人公である永松真紀さんも現地のツアーガイドをしながら支援活動をされていると聞きました。
最後に、震災の日本に対し涙を流しながら歌うマゴソスクールの子供たちの映像を見ましたが、あの小さな子どもであっても、東北・福島の被災者の苦難は想像できるものであると、貧困の中にあっても人間本来の感情や思考を持った人たちではないかと、そこに崇高ささえ感じられるものでした。
マゴソTV 祈り〜キベラスラムから日本へ
マゴソTV MALI YA MUNGU 〜すべての命はたからもの
マゴソTV アフリカ
会場を見回すと来場者は30名ほどで、前売り千円の入場料を考えた時、物品での売上や寄付に協力しなければと思い、次のようなものを買って来ました。 CDはマゴソスクールの歌声や大西さん、そして近藤さんの演奏のものが中心。
◎AFRIKA 大西匡哉とマゴソスクールの子どもたち
◎TUPENDANE アイシアオウ バクトゥ・ケニアと大西匡哉
◎TAPIWAおくりもの 近藤ヒロミ
◎SENGENYA 東アフリカの伝統音楽
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