一茶記念館第一回講座へ出かけた

今日と明日、道の駅・天望館では山菜祭りが開かれると、朝のうちに出かけて来ましたが、大勢のお客さんに加え、昨日からのブルーベリーサミット参加者の現地視察の途中で寄られた方々もいて、ごった返していました。　店内のレジにも長蛇の列で、早々に後にしてしまいましたが、ブルーベリーサミットの視察は９台の大型バスに分乗して行われたと、かなりの参加者がおられたようです。

午後からは、一茶記念館の第１回講座に出かけて来ました。　講座の題目は、「一茶と小動物」。
数年前から一茶記念館には猫館長が居るとのことで、現在の特別展も「猫と一茶」で、そのことから一茶句にうたわれる小動物について講座が用意されたのでしょう。

一茶は猫や鳥ばかりでなく、蛙や蝶、蛍に加え、蝿や蚊、虱や蚤まで題材にし擬人化したり、自分に置き換えたりしている由。

目新しい話に面白さを感じるものの、一茶句の説明に終始していたので、ちょっと物足りない感じもありました。

「猫と一茶」も個人的には興味がわきません。　「猫」は時に可愛くもありますが、「猫可愛がり」という言葉が示すように、一種偏狭的な愛玩スタイルが思い出され抵抗感が生じてしまいます。　個人の嗜好ですからとやかく言う必要もありませんが、何気に愛玩する人となりも偏狭に思えてしまうのは、自分が偏った思考のうちにあるからかもしれませんね。