本降りのような（たぶん）名残りの雪が降りました

（追記3/17）降雪の日の翌日は快晴。

 そして朝の気温はマイナス１０度。　３月でのマイナス１０度は珍しいです。
早朝除雪ドーザーが来て、やり残しの場所の雪を片付けていましたが、日が上がるにしたがい、積もった雪はどんどん融けています。
臨時休業中であったスノーパークは本日から営業を再開した模様。
伝聞ですが、昨日の雪降りの最中、富士通際の国道では坂を登れないトレーラーが立ち往生したり、坂中峠では自動車の横転事故があった由。　雪シーズンの初めと終わりには、こういう事故がよく散見されます。　
（追記了）

先月、千曲川沿いの水害被災地の赤沼で、開かれた餅つきイベントで、自ら育てた「赤米」で搗いてくれたヒロシ君が、同じ「赤米」を送ってくれました。
これまで、ふだん炊飯する時は、ツテで購入した自然農法の「黒米」を入れていたのですが、この「赤米」の方が「ご飯」そのものがしっとりと柔らかく炊けるような気がしています。

このヒロシ君に出会ったのは１１年前の韓国ででした。
その時に出会った若者が今ではいろいろな形で地域に入り、農業などをはじめていますが、九州の高千穂に入ったピカレからは、インド周辺の国々で飲まれているというトゥルシー（ホーリーバジル）が届いています。
今日の競争社会からは離れた若者たちが、自然農法による生産活動、そして共同社会を築こうとしている姿にわずかながら希望が感じられています。

ここ信濃町でも、建設会社が大きな重機を使って荒れ地を畑地に変え、蕎麦やじゃがいもなどの生産をしていますが、大規模ということは農薬など多様な薬を使っていると思われます。　特にじゃがいもなどの収穫の際は、薬品で茎や葉を枯らしてから機械で収穫するようで、それを知ってから、北海道のじゃがいもを買う気にならなくなりました。
かたや、人力と小型農機具で農業に従事されている方を見ると、多少形は悪くても、虫がかじっていても、わけてほしいと頼みたくもなります。

スーパーや直売所の野菜の多くは、農薬を多用しているので、放っておくと、そのうち融けてきます。　自然農法で生産した野菜は、萎むだけで腐ることはありません。　できるだけ生産者の顔が見える野菜を入手したいといつも思っています。


さて、今朝の８時頃はお日様が出ていたのですが、８時半頃になって空が暗くなったと思ったら、雪が降り始め、時に強い風も吹いていましたので、積もった雪がかなり飛ばされていたようです。

屋根にある程度積もった雪は、その重みで自然と滑り、量のわりに大きな音を立てて、落ちていました。

予報では３時頃までが本降りで、以降は少雪になりそうだったので、除雪作業をはじめたのですが、これほどまでに降るとは思わないので、除雪用具の殆どを片付けてしまい、雪跳ねだけで片付けました。
春の雪だから湿っぽく重いんですね。　雪跳ねに載せすぎると、左右どちらかによってこぼれてしまいます。　平均を取りながら、積もった雪をすくって、空き地に放り投げる、久々に良い運動ができたようです。

夕方５時頃には、町のブルがやってきて、道路の雪を片付けてくれましたが、積雪は２０センチほどでしょう。　山の積雪はもっと多いでしょうから、先週から臨時休業中のスノーパークが営業再開できるといいですね。