信濃村伝道所宣教五十周年という記事を以前書いたことがあるが、町立信越病院入口前にある設立50周年を越えた信濃村伝道所が建つ前には、古間に集会所というか教会のような建物があったと記されていた。 その場所がどこかと常々思っていたのだが、数日前にその場所を教えていただき、今日そこを訪ねて来た。
その建物には以前は十字架があったそうだが今はなく、古びた民家で空家になっている様子。 国道がなかった頃は古間商店街(旧国道)から入った丘を見上げるような場所であったと思われた。
ちょうど、近隣に住む縁戚の方が除雪に来られており挨拶することができ、雪のない時期であれば宅内にも案内していただけるとのことであった。
現在の教会建設にかかわったヴォーリズさんは野尻湖畔に建設事務所を持っていたとか、洞爺丸事故で亡くなられたストーンさんも多大な功績を信濃町に残されており、その原点がこの教会跡ではなかったかと思われた。 現在の信濃町にとっても貴重な財産ではないかと考えられるわけで、ただ単に個人の所有物として放置されているのは非常に残念でならない思いがした。
その後、買い物がてら知人に頼まれた雪中梅を求めに黒姫駅前の萬屋酒店さんへ行った。 用件を済ませてから店頭に飾ってある能書きのことを聞いたら、大信州酒造の「下原一番酒」だとのこと。 奥さんの薦めでこれも買ってみた。
帰宅してから早速開けてみると、何ともいえない良い香りがし、喉にふくむとワインではないかと思えるほど優しい味なのであった。 食前酒として味わうのにうってつけではないかと思われた。
今回のは一番酒だが、これからは二番が味わえるらしい。 味の違いをみてみたい気がした。
0 件のコメント:
コメントを投稿