その建物には以前は十字架があったそうだが今はなく、古びた民家で空家になっている様子。 国道がなかった頃は古間商店街(旧国道)から入った丘を見上げるような場所であったと思われた。
ちょうど、近隣に住む縁戚の方が除雪に来られており挨拶することができ、雪のない時期であれば宅内にも案内していただけるとのことであった。
現在の教会建設にかかわったヴォーリズさんは野尻湖畔に建設事務所を持っていたとか、洞爺丸事故で亡くなられたストーンさんも多大な功績を信濃町に残されており、その原点がこの教会跡ではなかったかと思われた。 現在の信濃町にとっても貴重な財産ではないかと考えられるわけで、ただ単に個人の所有物として放置されているのは非常に残念でならない思いがした。
帰宅してから早速開けてみると、何ともいえない良い香りがし、喉にふくむとワインではないかと思えるほど優しい味なのであった。 食前酒として味わうのにうってつけではないかと思われた。
今回のは一番酒だが、これからは二番が味わえるらしい。 味の違いをみてみたい気がした。
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