自民党の石原は、一般人に線量計で測らせるなと曰ったとのことです。 一般に市販されている線量計は誤差が多くて正しい値を示さないという視点からの発言のようですが、それなら、DAYSJAPANの広河さんが準備されているような組織で正確な線量計を準備して正しく測り、市民の命を守る工夫に何故言及しなかったのでしょうか? そこまで考えが及ばす、放射能は危険だという思考が蔓延することに危惧を抱いただけなのでしょう。 実に浅はかな思考しか出来無い政治家だと思います。
さて、日本の「食の安全」を心配されている方は多いことでしょう。 福島原発周辺の農業や漁業を守るのだと、首都圏の教育委員会では学校給食に率先してかの地の食材を購入しているということにも疑念が残ります。
知り合いから聞いた話ですが、転勤で地方に住む方が、そろそろご主人の仕事場が首都圏になるであろうと、東京近県に家を建てて出来上がったそうです。 でも、まだ小学校に通うお子さんがおられ、新しい家の学区では、放射能に汚染された食材を使った給食が提供されているというので、放射能汚染が心配で完成した新居はそのままにして未だ地方に住んでいるとのことです。 子供の生命を考えるのなら当然の判断と言えます。
中国産のシュウマイ問題にかかわらず中国で産出・生産された食材に疑いを持つ人は多いでしょうが、ここに来て、それ以上に国内産の食材が産地偽装や放射能汚染が多くなっているのでは心配になってしまいます。 海外から輸入した食材を一時でも日本の畑や水に入れてしまうと、その食材は国内産ということになってしまうそうです。 野菜や(養殖)魚などは、その成長の中でどんな肥料や餌が与えられているかが大事なのです。 そういう意味では法の網をくぐった国内産という産地偽装の食材は多いと思います。 これに加わったのが放射能禍の食材です。 福島や近県の農家や漁民を助けるために産物を購入して援助するということではなく、仕方なく廃棄するかして、相応の篤い援助や補償を政府は行うべきです。 放射能汚染されているかもしれないという曖昧な食材を子供たちに供するというのは、それこそ犯罪行為だし、将来に禍根を残しているのです。 武田教授が岩手産でしたが野菜を食べてはいけないと発言し、これに抗議があったそうですが、これからどんどん育つ子供に何を与え何を与えていけないか、明確な思慮分別が必要だと思うのです。
我々のように、人生を50年も60年もやって来た人はそのような食材でも問題はないでしょうが、子供達やこれから赤ちゃんを考えている若い人たちにとって、何を食べて行くかということは自分たちの生命(寿命)にも関わる非常に大事なことなのです。
そこで、最近、新刊された「放射能から食卓を守れ! 安全な食材と食べ方がわかる本」をお薦めしたいのです。 我が家では、息子を育てる幼い時から、家内は安全で良い食材探し続け40年以上も食事に工夫をして来ました。 有機やマクロ、その他種々学び、かなりいい加減な時もありますが、その”いい加減”も能力のうちだと言いながら健康な食事作りに注力し、時には他人様を指導することもあります。
そういった多年にわたる経験者から見ても、この本は分かりやすく大事なことが記されているとのことです。 早速、息子の家庭にも送付するよう注文した次第です。
本書は「内部被曝を避ける会」著となっておりますが、富永國比古さんというお医者さんが主幹されているようで、先生は福島県郡山市で「ロマリンダクリニック」という婦人科(、心療内科、アレルギー科)を主としたクリニックを開院されているようです。
そのサイトを見たら、この6月に「放射性物質から身を守る食事法」という本をすでに出版されていました。 アマゾンの評価を見ると、人それぞれで、「ホルミシス効果」云々について言及されている方がおり、私にはそれを判断できる知識がありませんでした。 でも、最善でないにしても、こういった著作を参考に自分の家庭を守るという姿勢は、特に若い家庭にとって大変大事なことだと思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿