この所、毎日曜日、家内はそちらへ礼拝に出かけていますが、ほとんど教会員を存じ上げていない教会はどうも苦手で私は出かけることがあまりなく、夏のバザーなどにたまにうかがっています。
そんな信濃町にあって、夏になるともう1つ教会が開かれます。(NLAを加えると正確には2つ) 野尻湖畔にあるサレジオ山荘の教会で、育英高専やカトリック教会関係者の夏の合宿に集う人たちのために7月下旬から8月下旬と約1ヶ月だけ開かれます。
この建物は普通の山小屋風ですが、ニコルさんが寄付したという、著名な彫刻家の作品があるそうです。
10年位前になるでしょうか、夏の1ヶ月間山荘を管理されているご夫婦と知り合ったのですが、ある年、奥様がゲソっと痩せてご主人の姿が見えません。 気になりつつも聞けなかったのですが、思い切って聞くと、ご主人は数ヶ月前に帰天されたとのこと。
生前、ご主人が好んで聞かれていたCDを会葬者に配られたと、私たちにも下さいました。
それが、イエスのカリタス修道女会の「わたしをお使いください」というタイトルのCDで、アマチュアコーラスのような雰囲気があるものの、聞いていると、心穏やかになれるコーラスが続いていたのでした。
そして、数日前、「志村建世のブログ」というブログを知り、そこの7/1付け記事に「古木涼子の『まだ見えなくてもあなたの道は必ずある』を読む」という記事を見たのでした。
虐待を受け取り苦しんだりしている人々の苦悩に応え、古木シスターが「いのち」という歌を作詞作曲し、今回、手記をまとめた書籍を出版された由。
シスターの「いのち」は、「志村建世のブログ」の2007.8.8「いのちの歌」で聞くことができます。
CD付き書籍の入手がもどかしく、昨日、所属されるイエスのカリタス修道女会のHPからCDの送付を依頼した所、早速本日届いたものでした。
スモールクワイヤではすでに4枚のCDを作成されているとのことで、最初の1枚をのぞいて3枚の送付を依頼し、特に古木シスターの「いのち」を中心に聞きました。
教会にかかわったことのない人が聞いたらどんな印象になるか分からないですが、私としては、懐かしさや穏やかさが感じられる合唱でした。 息子達が幼少の頃、土曜学校に通っていたのですが、その時に聞いた「アーメンハレルヤ」や「神様といつもいっしょ」も大変懐かしいです。
4枚のCD曲をiPodに入れて、一つ一つの曲をしっかりと聞いて行こうと思っています。
先日、信濃町から災害支援の会のメンバーがコンサート隊として石巻へうかがったのですが、我々が地元支援として食べたり土産を買ったりした南三陸さんさん商店街で、6月中旬、このカリタス修道女会のスモールクワイヤがコンサートを開かれたとHPに記載がありました。 地震発生して3年目に入り、どことなく風化しそうな被災地にあって、いまだ色々な団体や組織が今も慰問活動など支援を行なっているんですね。
私たちも福島をふくめ被災の事実を忘れないよう、微力ながらも声を上げ行動して行きたいです。
イエスのカリタス修道女会のHPには、今夏、野尻湖畔での若者の合宿案内が掲載されているので、ひょっとしたら、この曲「いのち」のことをうかがうチャンスがあるかもしれません。 加え、この修道女会が働いている福祉活動等を支援するため「友の会」に入会することにしました。
2 件のコメント:
はじめまして。スモールクワイヤーのCDをお求めくださり、ありがとうございます。このブログを読ませていただいたので、野尻湖にサマーキャンプに行くシスター(スモールクワイヤーの指揮者)に伝えました。どうぞ、お訪ね下さい。「いのち」を生で聴くことができるかもしれませんよ。
ローマからでしょうか? シスター自らコメント下さり有り難うございます。
何でもないひとこと、何でもない思い、ちょっとした感謝の気持ち、日々の生活の中ではそんなものが大事だと、この歌から感じられました。
先日、ケセン語聖書の山浦先生の話も聞くことができ、実り多い夏になりそうです。
福島の子どもたちの支援活動があって、サレジオ山荘へうかがうのは8月になってからだと思いますが、楽しみにしています。
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