蒸し、ムシ、虫

どんよりとした空から時々雨が落ちるという天気が続いていますが、今日はカナカナと蝉の声が聞こえていましたので、そろそろ梅雨の終盤に来たのかもしれません。
早く蒸し蒸しした天候から爽やかな夏になってほしいものですが、夏になると色々な虫が飛んできて、窓辺でクワガタや名の知らない虫に出会うこともあります。

そんな中にあって、友達から鈴虫をいただき、透明なブラケースに入れて眺めています。　まだ数ｍｍという大きさで目を凝らさないと見えませんが、キュウリやら煮干しなどをあげて成長させ、秋には心地良い鳴き声を聞かせてくれることでしょう。
最後、オスはメスに食べられてしまい、地中で卵となって越冬するそうですが、厳寒の信濃町にあって、無事に冬が越せるのか不確かです。

そして、今日は知り合いの農家からブルーベリーに毛虫が大量に発生していると、生食の実に農薬は使えず、剪定ハサミでひとつひとつ除去していると聞き、我が家の畑を見たら、５〜６本の木に何と１５匹も毛虫がいました。　それも大人の指の大きさ。　はじめは葉っぱを食べているそうですが、そのうち実を食べたりして、最後には木を枯らしてしまうそうです。
今までも毛虫はいたのですが、大量に見つかったのは今回初めてでした。　雨上りの後が毛虫はよく動くそうで、これからしばしば毛虫を探しては箸でつまんで潰す作業になりそうです。

夜になって雨が上がったので、再び戸草の蛍を見に出かけました。　信濃毎日新聞に信濃町の蛍のことが載っていたそうで、戸草トンネルからの道に車がびっしりと停まっており、鑑賞者は大変多かったです。
今日も用水の三水側は蛍が少なく、鳥居川から水を取り入れている方が多く飛んでいました。　先日見た時はかたまって飛んでいましたが、今日は田んぼの方まで広く飛んでいるように思われました。