信濃町観光協会の掲示板で、スキー場係員に関するクレームが繰り返されている。
当事者でなければ現場に居合わせていないので、詳細は分からず何のコメントのしようがないかもしれないが、事実であれ誤解であれ、公開の場でアナウンスされた事に関係者が速やかに誠実に回答していないのは、大きな問題であろう。
色々な対策や事後の対応もされていることと思うが、そういう努力が表に見えてこないのでは、何もしていないに等しい。 数あるスキー場の中から黒姫に来てくれたお客さんである。 楽しくいい思い出の中で次のシーズンへのリピーターになってくれる絶好のチャンスなのだが、こういうクレームや誤解で失うとしたら非常に残念である。
この場合、役場なのか、観光協会なのか、スキー場なのか、どこが主として対応すべきなのかは分からないが、信濃町の観光事業を担っているという自負や責任感があれば、誰かが率先して対処すべきであろう。 速やかに対応しなければ、お客さんをどこかのスキー場に取られてしまう時代なのである。
慶応大学の故池田弥三郎教授が、信濃町には”信濃町(しなの待ち)時間がある”とだいぶ昔に言われたと聞く。 ”誰かがやるさ”とか”そのうちどうにかなるさ”といったような悠長な時代は終わっているのである。
小さな対応が巨体をもゆるがしてしまうのは、リクルート、雪印乳業、三菱自動車、武富士などの先例で明らかである。
この観光協会の掲示板は全く掲載がない時もあるが、この所のように頻繁にアップが続く時もある。 ということは多くの人がいつも見ているということであろう。 黒姫に関心を持つ人々の交差点でもあるこの掲示板を十二分に活用してもらいたいし、相互理解のために関係者は目を配ってほしいものである。
(旧徒然日記から転記)
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