1989年に初めて開館したということなので、我々が初めて伺ったのは翌年の1990年、誰にもふり向いてもらえない落葉がこんなにも輝いているものだと感激したものであった。 その後、毎年伺うようにしていたのだが、最後となった昨年16回目の開館は残念ながら機会を逸してしまっていた。
作品を描き続けなければならず、個人で継続するのには体力など色々な面で限度があろう。 黒姫の落ち葉を再び生き生きと見させてくれるような、例えば黒姫童話館の併設展示のようなことが出来ないのであろうか。 ご夫妻のあの"落ち葉"という宝を死蔵させてしまうのは、大変勿体ないものだと思う。
平山ご夫妻様。 長い間、ご苦労さまでした。 そして、あの黒姫の落ち葉の輝き、愛おしさを我々に教えて頂き有難うございました。 "便り"の最後に記されておりましたが、美術館を訪ねた多くの方々の心に黒姫の落ち葉が刻まれ、秋になればあの"落葉美術館"のことがきっと思い起こされることでしょう。 ぜひ、体調を戻され、あの作品たちに再びお会いできる日をいつまでもお待ちしております。
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