8月15日の敗戦の日、靖国問題などが大きく取りざたされる中で、戦時中に辛苦を舐めた兵士や一般市民、開拓団に想いを寄せる議員、学者、報道関係者などは全くいない。
そんな中で、信濃毎日新聞は、地域のこういった報道を必ずしており、その姿に敬意を表したい。 あの大変な時代を過ごした一人一人の個人に想いをはせることなく、往時の軍人や政治体制ばかりに一般の目が向いているのは、何とも哀しい思いがする。
信濃町で元開拓団長を偲ぶ会
日中戦争中に旧満州(現中国東北部)に渡った北信の元義勇隊開拓団員でつくる「北信拓友会」は22日、信濃町出身で終戦時に現地で行方不明になった団長の北村武さんを「偲(しの)ぶ会」を同町の明専寺で開いた。旧満州で北村さんと生き別れた長女の美千子さん(66)=長野市=や元団員ら約40人が出席し、北村さんを懐かしんだ。
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