今日は、東京・神田神保町の岩波ホールへ映画を見に出かけた。 「輝ける青春」というイタリア映画で上映時間が6時間6分というトテツもなく長いもので、2時過ぎに30分の休憩をはさんで観賞した。
映画は、若者の叫びのような曲 Animalsの The House of The Rising Sun から始まる。 内容は、1966年から2003年までのイタリアの一家族の歴史を淡々と描いているもので、長男のガールフレンドは女の子を産んだあとに「赤い旅団」の一員として活動したり、次男は大学進級に失敗し、軍隊、警察と職を変えるうちに自分の潔癖さか、自己を完成できないことに悲観し自殺。 そういった家族の悲喜交々がイタリアの美しい風景と共に描かれている。
1960年代、日本でも大学紛争など反権力闘争があったが、そういった時代を共有するような雰囲気もあって、懐かしさも感じることができた。
結論として、多種多様な人生の中で、 「あらゆるものが美しい」、という青春賛歌、しいて云えば人間賛歌であった。 「全てのものに意味がある」という聖書の言葉にも通じるのかもしれない。
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