針の木のぶんぶく亭前から野尻湖方向へ進むと、やがて周遊道路と交差する道に出る。 まっすぐ進むと、右手に象の径の入口が現れ、更に砂間館、国際村湖畔へと水際の道となる。 その交差点の斜め右に新しい道が造成されるように木々が奥深く切り落とされているのである。
前々から気になっていたので、今年4月に歩いて入って行ってみたが、ブルで押しこくった道がずっと続いており、車道に出れるか分からないので結局途中で諦めて戻って来た。
場所は、象の径(小道)の上部で周遊道路との間くらいに位置していると思う。 この土地が誰の所有であるか分からないが、町の人に聞くと、別荘地の造成を考えたのではないかとのこと。 バブル崩壊後、別荘地開発が事業として成り立つか分からないし、行政の許認可も厳しくなっていることであろう。 そんなことから計画が中止されたのであろうか。
町の癒し事業の一つである象の径を歩いていて、頭の上から喧騒な声や音が聞こえ来たら、それこそ癒しでも何でもない。
計画が頓挫した後は、リサイクルと称した大型物のゴミ置き場になるのであろうか。 どちらにしても所有者の一方的な論理で、野尻湖周辺の自然環境を無為に破壊してほしくはないものだと思う。
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