涼しくなってきたものの変わりやすい天気の中、時間をもてあまし、昨日は若槻の古本店に出かけた。 狙いは100円本だが、内容の無い手に取るのも憚れるような本の間に、感銘を受けそうなものを見つけるほど嬉しいことはない。 と言いながら、家内は20数冊見つけていたが、自分が気になるタイトルは少ない。 家内が薦める辻邦生さんの本はちょっと畏れ多い。 結局、遠藤周作さんと加賀乙彦さんの小説を買い求めた。
そして今日は野菜を求めて近隣を動き回った。 まず中野のオランチェだが、駐車スペースがなかなか見つからず、レジにも長い行列が出来ていた。 群集心理と同時に、100円という価格付けに余分な物を、どなたも買い込んでいるのではと思われた。 逆に見ると、売り手の商法としてはなかなか考え抜いた形ではないだろうか。
さて、信濃町に戻ってモロコシを探したのだが、道路脇にある野菜売場はどこも値付けが高い。 良い品が少ない。 戸隠街道で1本90円という表示を見た。 車を停めて見ると、小さな物が90円で、太ものは160円もしていた。 通常100~120円なので90円なら誰でも安いと思うであろうが、実際には通常の値段以上で売ろうとしている店であった。 詐欺商法とは言わないまでも、それに近いものだと思えてしまう。
小林農園の焼きモロコシは200円。 以前は150円であったから、随分と高くなったなという印象だが、こちらのは大きくて甘いし、小振りを1本サービスしてくれたので、文句はない。
知り合いを通して農家の方から分けていただくのが一番良さそうだ。
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