今年7月、イギリスのブリストルという町に住む友人宅に泊めてもらった時、West Somerset Railway という保存鉄道に案内してくれた。 以前は鉱石の運搬などで使われていたらしい廃線をボランティアが復活させたそうで、未だ公共の鉄道駅とは連絡しておらず、高速道路を使って50kmも先の乗車駅まで車でつれて行ってくれた。 ご夫婦ともに高齢であることもあって気が進まなかったのだが、そんな心配もなく高速道路を120km位の速度で大型車などを次々追い越していた。
場所は、Tauntonという町の郊外のBishops Lydeardという所で、ここからMineheadという海岸の町まで20マイル、75分の旅であった。 速度は40kmほどで、単線なので待ち合せの回数も多い。 ホームの先端でタブレットを交換する姿も見られた。
この保存鉄道では、蒸気機関車ばかりでなくディーゼル機関車や気動車も運転されており、客車も当時のままの車両を整備して使っている。 日本の保存鉄道に比べると、その規模も車両の数も雲泥の差である。 文化遺産に対する国民の関心が高いお国柄を反映してか、出かけたのが平日であったが、10両ほどの車両はほとんど満杯であった。 この鉄道はボランティアによる運営だと聞いたが、経営的にも十分維持できているのではと思われた。
YouTubeの検索をしていたら、この鉄道の動画映像がたくさんアップされていることが分かり、そのいくつかのリンクを残すことにした。
*WSR Spring Gala 2007
*Lord Nelson 850 WSR Spring steam Gala
*West Somerset Railway Autumn Gala 2006
*Warship on the West Somerset Railway 2007
*Hymek D7076 Class 35 West Somerset Railway 16/6/07
*Model Railway Action from the West Somerset Railway's Layout
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