こちらからリンクさせていただいているサイトの管理人の数日前の日記に、「我結婚31回忌...」と書かれていたが、当方も今日で三十数回目のアニバーサリーとなった。 回忌と書くほどの勇気もないのだが、残された時間を考えればできれば「回喜」としたい。
さて、一昨日の夜遅く、筑紫哲也の「ニュース23」のマンデープラスというコーナーで、自転車による世界一周の旅をしているエミコ・シールさんを特集していた。
筑紫さんは、この日、ガン完治宣言をしていたが、エミコさんはガン再発の余地を残しながらの自転車旅である。
エミコ・シールさんについては、以前、アウトドアー用品を買いにモンベルへ行った時に、彼女の「ガンを越え、めざせ地平線!」という著作に巡り会ったのが初めてであった。 そして、彼女の講演会が、東京・渋谷のモンベルであるというので、お話をうかがいに行ったのであった。 会場でいただいた朝顔の種を、今夏、庭に植えて花を楽しんだ。
その辺りのことは、「ガンを越え、めざせ地平線!」、「エミコ・シールさん」にエントリーを残している。
今回は、チョモランマ(エベレスト)のベースキャンプとなる場所を目指す道のりを映していたが、チョモランマは目標ではなく一通過点であるとのこと。 標高5000mを越え薄い空気に耐え、高山病の危険性、さらには、砂嵐や氷点下15度の気候にも耐える果敢な自転車旅である。 そして、寡黙な修業僧のようなご主人は彼女を支えている。
「勇気を呉れる」というような安易な表現は使いたくないが、彼女の行動力を賞賛したくなるのは自分だけではない。 とにかく、彼女の「笑顔」がいい、最高だ! 日本人という同胞の一人として誇れる人物であると同時に、無名の普通の人でも意志さえあれば、こういう偉大な事ができるのだと教えてくれていると思う。
彼女の病が再発しないよう、そして無事に旅が終わるよう祈らざるを得ない。
そんな思いを込めて、放映された映像の中から取り込んだスナップを4回に分けて、ここに残すことにした。
なお、シール夫妻のブログはこちらにあり、現在、砂嵐の中の短い動画が見られるようになっている。
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