5度目の転居だと、昨年家を新築した友人が食事に招待してくれ、久しぶりに横浜の中華街へ出かけた。 中国から輸入する食材に不安材料があると、ここ中華街も客の入りがだいぶ減少しているらしく、昼時ではあるが歩いている観光客は少ない。
目的とした関帝廟近くの店は営業しておらず、近くの蓬莱閣というそれほど大きくない店に入った。 餃子三昧に上海蟹を注文。 前菜、スープから始まり、一口では決して収まらない大きさの焼餃子や水餃子、包子(パオズ)を堪能。 そして極めつけは上海蟹。 胴には赤い子がびっしりとついており美味しいのだが、足にはあまり実がなく、しかも味がない。 その落差が大きいのが面白い。 ほどほどの値段の上海蟹は今回初めて食したし、これからそう食べるものでもないであろう。
40数年前の中華街の本通りは現在と変わらないが、裏通りなどにはしもた屋や町工場のような家が続き、決して綺麗な場所ではなかった。 山下町にはブルースカイやアメリカ文化センターなどがあって、親の目を盗んでは新設されたボーリング場に通ったこともあった。 そんな周辺も大きく変わり不釣合いな宗教団体の建物もあって、昔を懐かしむ場所ではなくなった。
0 件のコメント:
コメントを投稿