今日は、時折雪まじりの雨が降っていた。
昨日、聞いた若い学生達による木管楽器の演奏会について、これまで1月24日、2月3日、2月26日と記してきたが、今朝の信濃毎日新聞にメンバーの一人で信濃町出身のお嬢さんが、かつて通学した信濃中学の吹奏楽部の部員に指導をしたと掲載されていた。
電子版にも記事があったが、こちらはダイジェストであった。
信濃町出身芸大生が吹奏楽部を指導
信濃町野尻出身の東京芸大4年、吉岡奏絵(かなえ)さん(21)が9日、出身校の信濃中学を訪れ、男女4人の同期生とともに、吹奏楽部の生徒を指導した。吉岡さんらは質問に答えつつ、実演を交えてこつを伝授した。
さて、今夜7時、長野放送「NBS月曜スペシャル」で信濃町の映像が流れることを先週の番組で知っていたのだが、今回は視聴する時間がなかった。 そこで長野放送のサイトにあった番組内容を次に残しておいた。
北信濃ふるさと紀行 ~一茶は今も生きている~
「うまさふな雪やふふはりと」―。小林一茶が生まれ故郷柏原(現上水内郡信濃町)の雪を詠んだ一句だ。一茶は50歳で江戸から故郷の柏原に帰郷した。その時の感慨を「是がまあつひの栖(すみか)か雪五尺」と詠んだ。以来、北信濃の田舎者を貫き、独自の境地を切り開いて、生涯に二万句もの俳句を残した。「猫の子がちょいと押へるおち葉哉」など面白い句も多い。また、一茶記念館がこのほど購入した直筆の扇句(せんく=扇子に俳句などを書いたもの)を番組で初公開する。そこには肉親と財産争いをする一茶の心境が込められていた。
一方、信濃町の名物と言えば「そば」。信濃町のそばは「霧下そば」とも呼ばれ評判が高い。妙高下ろしの冷たい風で、風味が一層増すという。更にこれを凍らせた「凍りそば」は冬の厳しい寒さを利用した伝統の味。地域の女性グループが手作りで作り続けている。また、大根の漬物「こしょうづけ」は、この地でしかおいしく漬からないと住民は言う。
一茶の時代から受け継がれている「信州鎌」。鉄と炎を自在に操る鍛冶の技術は、今も職人の手に伝えられている。
大雪と寒さの中での暮らしは大変だが、それを逆に利用し、冬の風情を楽しみながら暮らす人々。番組では一茶の魅力とともに、住民の心豊かな暮らしを追う。
��月10日(月) 夜7:00~7:54放送
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