今日の暦から : 下痢は臓器の黄信号
さて、22日から行われている野尻湖畔の発掘作業はいよいよ明日で終了。 今日が、実質最後の作業日でしょうが、早朝白いものが混じったようで寒い中での作業が続き大変だったでしょう。 除雪作業で畑に積み上げられた雪山は、今月中旬まではかなり大きくなっていたが、20日ほどで殆ど解けてしまい、もう隅にわずかに残すのみになった。 来月早々から畑起しが出来そうである。
第17次野尻湖発掘については、野尻湖ナウマンゾウ博物館のサイトに様子を報せる写真が掲載されているほか、信濃毎日新聞も時々作業状況を伝えている。 先日掲載されたものをここにも残したが、昨日の記事も次に残すことにした。
野尻湖発掘 ナウマンゾウの首の骨など計396点
信濃毎日新聞 3月28日(金)上水内郡信濃町の野尻湖・立が鼻遺跡で行われている第17次発掘調査で、調査団は27日、ナウマンゾウの首と足の骨片、肋骨(ろっこつ)の一部、足跡など、これまでに計396点が見つかったと発表した。
ナウマンゾウの首の骨は、縦約20センチ、横約15センチで、7個連なる頸椎(けいつい)のうち、胴体に近い6番目か7番目の骨の一部とみられる。26日に約4万2千年前の地層から見つかった。これまで頭部に近い部分の出土例はあるが、調査団の鑑定スタッフは「この部位は化石として残りにくく、見つかるのは珍しい」としている。
27日には、ナウマンゾウの足とみられる骨片(縦約20センチ、横約5センチ)も確認。24日には、4万2千年前の地層から1頭のナウマンゾウの足跡とみられる3つのくぼみも見つかった。
一帯がキルサイト(狩猟解体場)だったかどうかを示す明確な痕跡はまだ確認できていない。調査団の広報担当で野尻湖ナウマンゾウ博物館の近藤洋一学芸員は「今後、過去に大きな化石が見つかっている4万2千-4万3千年前の地層を調査するので、成果が楽しみ」と話している。
出土したナウマンゾウの頸骨の一部とみられる化石
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