今日の暦から : 肩の冷えは、こりの大敵
数年前の一茶忌(例年11月19日)の講演会や新そば会場でお見かけしたマブソン青眼さんの著作について、以前「詩としての俳諧・俳諧としての詩」を記したことがあるが、今回は「空青すぎて」という私家版のような著作物を見つけた。 ご本人の手書きによる俳句と連歌集になっており、カタカナ単語もあって、やはり日本人とは異なった視点を持っておられることが分かる。
薔薇や葡萄酒、蟇など、書くばかりでなく読むこともできない日本人が多い中、難しい漢字を使った句も多い。
自身の線画であろうか、カット画もところどころにあり、最後にカリスの絵があるなど、ご本人の精神性が吐露されているようにも思われた。 発行所は、ご本人の現住所であろう、参月庵となっている。
さて、22日から31日にかけて、野尻湖小学校前の湖畔で17次野尻湖発掘が行われているが、今朝のしんまいには、「ナウマンゾウの臼歯など発見 野尻湖調査団」という記事が掲載されていた。
ナウマンゾウの臼歯など発見 野尻湖調査団
信濃毎日新聞 3月25日(火)
上水内郡信濃町の野尻湖・立が鼻遺跡で第17次発掘調査をしている野尻湖発掘調査団は24日までに、ナウマンゾウの第三大臼歯の一部と、オオツノジカの右下あごの骨と臼歯とみられる化石を発見した。調査団は今後、これらの化石の表面や断面を詳細に調べ、解体作業が施された痕跡がないか、確認する考えだ。
ナウマンゾウの臼歯は高さ約8センチ、横幅約5センチで、約4万3000年前の地層から出土。「野尻湖友の会」のメンバーが調査開始前日の22日、発掘現場北端の区画で準備中、土を払った際に見つけた。オオツノジカのものとみられる化石は長さ約16センチ。ナウマンゾウの臼歯が見つかった場所から約10メートル南側で23日、同会の別のメンバーが発見した。
現場一帯では、過去の調査でナウマンゾウの臼歯や、背骨を形づくる椎(つい)骨(こつ)の破片などがばらばらに見つかっている。ただ、人間によって狩られて死んだことを示す傷跡などは確認できていない。
一帯がキルサイト(狩猟解体場)だったかどうかを探る今回の発掘は31日まで。ナウマンゾウの臼歯の化石は、発掘現場近くの調査団受付があるプレハブで公開している。
野尻湖の発掘現場で見つかったオオツノジカの右下あごと臼歯とみられる化石=調査団提供
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