黒姫に来てから色々な方のご縁で沢山の知己を得ることが出来た。 それぞれの思いは異なるので一過性なお付き合いで終わった方もおられた。
そんな中で、夏になると必ず訪ねる大久保のお爺ちゃんがいた。 お婆ちゃんと畑に腰をおろしてせっせと草むしりや収穫を行っていた姿が今でも思い起こされる。 一茶記念館の館長でおられた故清水哲さんの朋友で、清水さんや一茶さんの話をするのを無常の喜びとされていた。
ここ数年、寄る年波で入院生活をされていると聞いていたが、先日とうとう鬼籍に入られてしまった。 たまたま葬儀の日が、先約のコンサートの日であったため、事前に家内がお尋ねしご冥福をお祈り申し上げて来た。 心に残る人々が身罷るのは寂しいものである。
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