黒姫の雪もだいぶ融けて来たが、我が家の畑には未だ除雪の山が残っていた。 このままでは畑を起こせないと、役場へ連絡して排雪を頼んだ所、ある程度の量は向かいの空き地へ移動してくれたようだ。 おかげで雪山は低くなったが、まだ雪は残っており、来週は雨降りの日が多そうで更に融けるであろうものの、それでも残るようなら再度連絡しなければならない。
そんな状態の黒姫ではまだ山歩きなどは到底出来ないので、今日は現住場所に近い所で里歩きをしてきた。
公園には、やや盛りを過ぎた梅や椿の花が、また広い斜面には菜の花が咲き、若い家族が思い思いに愛児の写真を撮っていた。
こぶしの花も、黒姫では4月下旬の桜の花と同じ時期であるが、こちらではもう咲いていた。
尾根を歩いていたら、若い女性に、この辺りに「法?窟」という「やぐら」を知らないかと聞かれた。 「やぐら」というのは、大昔大きな岩をくり貫いた洞穴で墓所にした所である。 その場では答えられなかったのだが、普段と違う道を通ったら、その窟を見つけることが出来た。
山を降りて、とある寺社に寄って見学をしたら、薬師堂の梁に書かれた文字は足利尊氏の実筆だという説明があった。 その堂内には、国宝だという薬師三尊像(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩?)、両脇に干支の札が貼られた十二神将像などがあった。 庭園も含め写真撮影は禁止だとか、絵葉書のような印刷物の販売もなかったので、結局記憶に留めるしかなかった。
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